「2019 Global Cotton Sustainability Conference」参加報告

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一般社団法人The Global Alliance for Sustainable Supply ChainASSC)は、2019611日~13日に上海にて開催された、Better Cotton InitiativeBCI)主催「2019 Global Cotton Sustainability Conference」に参加致しました。ASSCより、代表の下田屋と、小坂が出席致しました。

BCIは、世界最大の持続可能な綿花プログラムとして、農家からファッション、小売・ブランド、社会団体まで、包括的な取り組みを行う事で綿業界をより持続可能な業界へと変える活動を行う国際NGOです。

今回開催された「2019 Global Cotton Sustainability Conference」では、300人以上の講演者、パネリスト、綿花業界各地からのスポンサーが集い、活動報告と今後の取り組みについての発表がなされました。

現在、85か国で生産される年間2600万トンの綿花の生産段階で、25000万人の生産者が関わっています。その過程では児童労働、農薬問題、土壌枯渇、小作農家の貧困や水の管理といった様々な社会課題があります。BCIはそうした課題の解決を目指し、厳しい基準をクリアした生産農家による綿花をベターコットンとし、普及を推進しています。

BCI2020年までに、BCIに認可された500万の農家によるベターコットンを820万トン生産することを目指しています。これは、全世界で生産される綿花の約30%を占めています。

気候変動などを含む世界規模での環境問題への対応が求められる中、欧米の多くの小売企業とブランドが、自社のサプライチェーンにおいて、持続可能な綿花の使用率を今後100%にすると宣言しています。その手段として、世界における綿花の生産量19%(2017-18年予測)を占める持続可能な綿花プログラムであるBCIのベターコットンを取り入れていく事を表明しています。

ASSCは、日本国内の繊維産業においてもこの国際的な持続可能な綿花プログラムの潮流に、取り残されることなく参画していけるよう、今後セミナー開催やイニシアチブの創成を予定しています。詳細に関しては、別途お知らせいたします。

 

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