新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り誠にありがとうございました。

お陰様で、我々ASSCは、2019年は本格稼働から2年目となり、さらにサプライチェーンに関する人権・労働・環境に関する課題の解決に向けて様々な活動を実施することができました。2018年10月から開始した「外国人労働者ラウンドテーブル」は、非常に多くの方々にご関心を頂き、2019年5月にはベトナムとミャンマーの現地調査も実施し、その状況をラウンドテーブルにおいてお伝えさせていただきました。また、2019年7月からは形態を変え企業分科会として、より議論を深めて月1回実施してまいりました。日本で増加が見込まれている外国人労働者に関する責任ある雇用に関する現状の課題を踏まえた上で、2020年初めにその道標となるものをご提示できるように現在進めております。

また、2019年は、サプライチェーンの最上流である原材料調達(コットン、サトウキビ)に関して国際NGOのBetter Cotton InitiativeやBonsucroなどと協働し現状の問題認識を持っていただくためのセミナーを開催するなど活動を開始しています。2020年は原材料調達に係わるコットンとサトウキビそれぞれに関して議論を行うイニシアチブの立ち上げを行う予定としています。

また、ASSCでは、2019年に「国連ビジネスと人権に関する指導原則」に則って企業が人権尊重を行うための協働のプロジェクトを実施、サプライチェーン上の人権リスクを特定する支援も実施してまいりました。2019年10月には、タイのエビと鶏肉における国別人権影響評価報告書の発行に関するセミナーを開催し非常に高い関心をいただきました。また2019年11月にはスイス・ジュネーブにある国連欧州本部で開催された「国連ビジネスと人権フォーラム」にASSCから理事3名が継続して参加し、指導原則の世界における普及状況や現状の課題認識を行うとともにその状況を日本に置いてもセミナーにてお伝えさせていただきました。また指導原則に則った救済の仕組みとしてアスク・ワーカーズ・ボイス(ASV)を構築、労働者から直接苦情を受け付ける仕組みとして活用を始めていただいています。
このように2019年は多くの方々のお力添えをいただき活動を活発に実施することができましたこと改めて感謝申し上げます。

2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されることもあり国際的には関心が更に高まることが予想されます。皆様とともに外国人労働者ラウンドテーブル/分科会をはじめ、個別の原材料調達に係わるイニシアチブ、また海外NGOとの連携によるサプライチェーン研修などさらに活動の場を広げていきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願い致します。

皆様にとりまして、2020年が素晴らしい年でありますように心からお祈りいたします
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人 ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(ASSC:アスク)一同