ASSC Workers Voice (AWV) 利用規約
この規約は(以下「本規約」という。)は、一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステナイナブル・サプライチェーン(以下、「ASSC」という。)が提供する、ASSC Workers Voice(ASSC Workers Voiceにおけるスマートフォン向けアプリケーションのGenba-Wise(以下、「Genba-Wise」という。)を含む。)(以下、あわせて「AWV」という。)の利用に関する条件を、ASSCとAWVを導入する契約を締結した法人その他団体(以下、「法人等」という。)、法人等が、AWVを利用させると決定した利用者(以下、「利用者」という。)、とASSCとの間で定めるものです。
第1条(規約への同意)
1.法人等及び利用者は、ASSC Workers Voice (AWV)プライバシーポリシー、本規約の定めに従ってAWVを利用しなければなりません。
2.利用者が未成年者である場合は、親権者など法定代理人の同意(本規約への同意を含みます)を得たうえで、AWVを利用してください。また、本規約に同意した時点で、未成年者であった利用者が、成年に達した後にAWVを利用した場合、未成年者であった期間の利用行為を追認したものとみなします。
3.AWVにおいて個別利用規約がある場合、利用者は、本規約のほか、個別利用規約の定めにも従ってAWVを利用しなければなりません。
第2条(規約の変更)
1.ASSCは、ASSCが必要と判断する場合、いつでも、本規約を変更できるものとします。
2.変更後の本規約は、AWV内又はASSCが運営するウェブサイト内の適宜の場所に掲示された時点からその効力が生じるものとし、利用者は、本規約の変更後もAWVを使い続けることにより、変更後の本規約に対する有効かつ取消不能な同意をしたものとみなされます。AWVをご利用の際には、随時、最新の本規約をご参照ください。
3.本規約と異なる利用をする法人等は、当該異なる点について別途asscと変更契約を締結し、利用者に周知するものとする。
第3条(サービスの概要)
利用者は、利用者側からの相談対応、利用者の職場に関する改善提案・課題共有・調査訪問、法人等への報告・対応提案、データベースの構築、分析、緊急時の警察、消防、救急等に対する公益通報、ASSC内での検討チームの結成等の利用者への支援・救済等、ASSCがAWVの名称で提供する本規約記載のサービスその他ASSCが別途指定するサービスを利用することができます。なお、AWVを受ける際に発生する携帯電話を含む情報通信機器等によるメール受信、ウェブサイト閲覧その他の通信の際に必要な一切の通信費用は法人等が負担するものとします。
第4条(Genba-Wiseの利用条件)
1. Genba-Wiseの利用者は、Genba-Wiseの利用に際してパスワードを登録する場合、これを不正に利用されないようご自身の責任で厳重に管理しなければなりません。ASSCは、登録されたパスワードを利用して行われた一切の行為を、利用者ご本人の行為とみなすことができます。
2. Genba-Wiseに登録した利用者は、いつでもアカウントを削除して退会することができます。
3. ASSCは、利用者が本規約に違反し又は違反するおそれがあると認めた場合、事前に利用者に通知することなくアカウントを停止又は削除することができます。
4. 利用者のGenba-Wiseにおけるすべての利用権は、理由を問わず、アカウントが削除された時点で消滅します。利用者が誤ってアカウントを削除した場合であっても、アカウントの復旧はできませんのでご注意ください。
5. Genba-Wiseのアカウントは、利用者に一身専属的に帰属します。利用者のGenba-Wiseにおけるすべての利用権は、第三者に譲渡、貸与又は相続させることはできません。
6. Genba-Wiseの個人用アカウントを複数作成することはできません。
7. Genba-Wiseの個人用アカウントがASSCによって停止された場合、ASSCの許可なく新たなアカウントを作成することはできません。
第5条(サービスの提供)
1. 利用者は、Genba-Wiseを利用するにあたり、必要なスマートデバイス、通信機器、オペレーションシステム、通信手段及び電力などを、利用者又は法人等の信用と責任で用意しなければなりません。なお、利用者が未成年者である場合は、法人等又は親権者など法定代理人が利用者に使用を認めたものをご使用ください。
2. ASSCは、AWVの全部又は一部を、年齢、ご本人確認の有無、利用者サービスの提供を受ける目的で、利用者がASSCに提供する一切の情報(以下、「登録情報」といいます。)の有無、その他、ASSCが必要と判断する条件を充たした利用者に限定して提供することができるものとします。
3. 利用者は、AWVの名称、内容、年齢や利用環境等、ASSCの定める条件を確認の上、当該条件に応じて、ASSCの定める範囲内で、AWVを利用するものとします。
4. ASSCは、理由の如何を問わず、利用者に事前の通知・催告をすることなく、AWVの名称及び利用範囲等を設定・変更することができるものとします。また、AWVの機能の全部又は一部について、設定、追加、削除、内容の変更、休止、廃止をすることができるものとします。
5. ASSCは、AWVを通じた相談を含むAWV上のあらゆる情報を、サプライチェーンでの労働人権課題の早期発見および改善の目的のため、ASSCが必要と考える範囲内において自由に利用することができるものとします。
6. 利用者は、利用者登録の解除後も、ASSCが利用者の相談内容を合理的な期間、バックアップ、アーカイブ又は監査の目的のため保有することがあり、法律に義務づけられた場合又は正当な業務上の目的のため利用者の記録のアーカイブのコピーを保有することに同意します。
第6条(アンケート)
1. ASSCは利用者に対して、利用者の属性・動向・意見等を調査する目的で、利用者に対してアンケート(質問)形式でウェブサイトや電子メールを通じて回答・投票・投稿させること(以下、「アンケート」といいます。)を随時実施することができるものとします。
2. 利用者によるアンケートの回答内容について発生する著作権等の知的財産権その他一切の権利については、利用者がASSCに回答を送信した時点をもってASSCに移転するものとし、ASSCは回答内容に含まれる情報を、第8条に定める登録情報・個人情報の取扱に準じて利用することができるものとします。
第7条(認証情報の管理と登録情報の変更)
1. Genba-Wiseの利用者は、自己の責任と費用負担によって、登録情報のうち、ID及びパスワードその他ASSCが利用者からの接続を認証するために必要な情報(以下、「認証情報」といいます。)の管理を行うものとし、認証情報を第三者に利用させ、第三者への譲渡、承継、質入その他なんらかの処分をし、又は公開等をしてはならないものとします。
2. Genba-Wiseの利用者の管理不十分による認証情報の漏洩、使用上の過誤、第三者の使用、不正アクセス等による損害の責任は利用者が負うものとし、ASSCは、ASSCに故意又は重過失がある場合を除き、いかなる責任も負わないものとします。万一、認証情報が不正に利用されたことによりASSC又は第三者に損害が生じた場合、利用者は当該損害を賠償するものとします。
3. Genba-Wiseの利用者は、登録情報に変更が生じた場合、認証情報を第三者に知られた場合及び第三者に認証情報が使用されている疑いのある場合には、本規約及びASSCが定める方法により、直ちにASSCにその旨連絡すると共に、第三者による認証情報の利用を回避するための措置を可能な限り取るものとし、ASSCの指示がある場合にはこれに従うものとします。
4. Genba-Wiseの利用者が前項の連絡等の措置を取らなかったことにより不利益を被った場合は、ASSCに故意又は重過失があった場合を除き、ASSCは一切の責任を負わないものとします。
5. Genba-Wiseの利用者が本条第3項の連絡をしなかった場合、ASSCは当該利用者が退会したとみなすことができるものとします。
第8条(登録情報・個人情報)
1. ASSCは、登録情報を、以下各号の目的で利用します。
(1) AWVの運営(ASSCから法人等又は利用者に対して、あらゆる情報を提供することを含みます)
(2) ASSCが法人等又は利用者にとって有益だと判断するASSCのサービス(AWVに限りません)又は、広告主や提携先企業の商品、サービス等に関する情報の提供
(3) AWVの品質管理のためのアンケート調査及び当該結果の分析
(4) 利用者に対する、AWV運営に著しく影響を及ぼす事柄(AWV内容の大幅な変更、一時停止を含みますがこれらに限られません)に関する連絡
(5) 利用者に対する個人情報の取扱いに関する同意を求めるための連絡
2. 利用者は、登録情報について、以下各号の場合には、ASSCが本人以外の第三者に開示することに同意します。
(1) AWV若しくはこれに関連するサービスの向上又は関連事業開発の目的で登録情報を集計及び分析等する場合
(2) 前号の集計及び分析等により得られたものを、個人を識別又は特定できない態様にて、第三者に開示又は提供する場合
(3) 登録情報の開示や利用について当該個人情報の利用者本人の同意がある場合
(4) 法人等又は利用者が希望するサービスを提供するために、登録情報の開示や利用が必要と認められる場合
(5) 法人等又は利用者が希望するサービスを提供する目的で、提携先等第三者が登録情報を必要とする場合(なお、当該提携先等の第三者は、ASSCが提供した登録情報をサービス提供のために必要な範囲を超えて利用することはできません)
(6) 法令に基づく場合
(7) ASSC、法人等、利用者その他第三者の生命、身体もしくは財産、又はASSCが提供する一切のサービスの保護のために必要がある場合
(8) 公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合
(9) 国の機関もしくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合、これらの者から正当に開示を求められた場合
3. ASSCは、個人情報について、ASSCのプライバシーポリシーに基づき取り扱うものとします。
4. 利用者は、登録情報について、開示、削除、訂正又は利用停止の請求ができるものとし、利用者本人からの請求であることが確認できる場合に限り、ASSCはこれに速やかに対応するものとします。
第9条(利用停止等)
1. ASSCは、利用者が以下のいずれかの事由に該当する場合、又はその恐れがあるとASSCが判断した場合、法人等及び利用者へ事前に通告・催告することなく、かつ法人等及び利用者の承諾を得ずに、ASSCの裁量により当該利用者に通知することにより直ちに、当該利用者に対して、AWVの全部又は一部の利用停止、その他ASSCが適切と判断する措置をとることができるものとします。なお、登録された電子メールアドレスが機能していない場合は、これらの措置を取ることにより、当該利用者へ通知したものとみなすこととします。
(1) 本利用規約に違反した場合
(2) 登録情報に虚偽、過誤がある場合
(3) 登録された電子メールアドレスが機能していないと判断される場合
(4) 第三者になりすましてGenba-Wise利用者登録を行った場合
(5) 利用者が法人等の業務委託先を退職した場合
(6) 利用者が死亡した場合
(7) その他、ASSCが利用者として不適切と判断した場合
2. 前項の場合において、ASSCが何らかの損害を被った場合、法人等はASSCに対して当該損害を賠償するものとします。
3. ASSCは利用者に対して、第1項に定める措置の理由を開示する義務を負わないものとします。
第10条(知的財産権等)
1. Genba-Wiseを含むAWVを構成する文章、画像、動画、プログラムその他情報について発生している一切の著作権(著作権法第27条又は第28条に定める権利を含みます)その他の知的財産権、肖像権及びパブリシティ権その他の人格権ならびに所有権その他の財産権は、ASSCに帰属します。
2. ASSCは、利用者がAWVにおいて投稿、アップロード又は保存した全ての情報(文字情報、画像情報等を含みますがこれらに限られません)について、これらを保存・蓄積した上、AWVの円滑な運営、改善、ASSC、AWVの宣伝告知等(第三者のメディアへの掲載を通じた紹介記事・コンテンツ等も含まれます。)を目的として、翻訳し、またあらゆる態様で利用できるものとし、利用者はこれに同意するものとします。
3. 利用者は、ASSC及びASSCから権利を承継し又は許諾された者に対し、著作者人格権を行使しないことに同意するものとします。
4. 利用者は、自己の著作物に関して、第三者の権利侵害等の問題が発生した場合、自己の費用と責任においてかかる問題を解決するとともに、ASSCに何等の迷惑又は損害を与えないものとします。
第11条(禁止事項)
1. 利用者は、以下の禁止事項を行ってはならないものとします。
(1) 虚偽の申告
(2) AWVの運営を妨害する行為
(3) 他の利用者や利用者、ASSC、その他第三者を中傷したり、名誉を傷つけたりするもの、権利を侵害するもの
2. 利用者が前項に定める禁止事項のいずれかに違反した場合、ASSCは、当該利用者に対し、その行為によりASSCが被った一切の損害(合理的な弁護士費用を含みます)の賠償を請求できるものとします。
第12条(AWVの停止・中止・終了)
1. ASSCは、以下各号の事由に起因する場合、AWVの全部又は一部を停止することができるものとします。
(1) ASSCが、定期的又は緊急に、AWV提供のためのコンピュータシステムの保守・点検を行う場合
(2) 火災・停電、天災地変等の非常事態によりAWVの運営が不能となった場合
(3) 戦争、内乱、暴動、騒擾、労働争議等により、AWVの運営が不能となった場合
(4) サービス提供のためのコンピュータシステムの不良及び第三者からの不正アクセス、コンピュータウィルスの感染等によりAWVを提供できない場合
(5) 法律、法令等に基づく措置によりAWV又は利用者サービスが提供できない場合
(6) ASSCが利用者に対し、事前に電子メールその他の手段により、合理的な範囲で周知した場合
(7) その他、ASSCが止むを得ないと判断した場合
2. ASSCは、前項によりAWVの運用を停止する場合、合理的な範囲で、事前に電子メールその他の手段により、法人等及び利用者に対し、その旨を通知するものとします。ただし、緊急の場合は、この限りではありません。
第13条(免責)
1. ASSCは、AWV内に含まれるいかなる情報についても、その合法性、正確性、適切性、妥当性、道徳性、権利許諾の有無を保証しないものとします。
2. ASSCは、AWVにおいて、利用者相互間及び利用者と第三者との間で生じたいかなるトラブル(違法又は公序良俗に反する行為の提案、名誉毀損、侮辱、プライバシー侵害、脅迫、誹謗中傷、いやがらせ等)に関しても、ASSCに故意又は重過失がある場合を除き、一切責任を負わないものとします。
3. ASSCは、AWVの停止・中止・終了及び同条第3項によるAWVの変更に起因して利用者に発生したいかなる損害(情報等の消失に起因する損害を含みますが、これに限られません)についても、ASSCに故意又は重過失がある場合を除き、一切責任を負わないものとします。
4. ASSCは、利用者が使用するパーソナルコンピュータ・スマートフォン端末・モバイル端末、回線、ソフトウェア等の環境等又はコンピュータウィルス感染等に起因して生じたいかなる損害についても、一切責任を負わないものとします。なお、ASSCは、別途定める方法により、利用者に対して、当該環境等について告知をすることができます。
5. ASSCは、前各項に掲げるほか、AWVの利用に起因して利用者に発生した一切の損害について、ASSCに故意又は重過失がある場合を除き、責任を負わないものとします。
6. 本利用規約又はAWVに起因するASSCの合計損害賠償額は、利用者が過去12ヶ月間にASSCに支払った金額のうち、大きい方の金額を超えないものとします。
第14条(協議・管轄裁判所)
1. AWVに関連して、法人等、利用者、ASSC、第三者との間で疑義、問題が生じた場合、都度誠意をもって協議し、解決を図るものとします。
2. 本利用規約に関する一切の訴訟その他の紛争については、東京簡易裁判所又は東京地方裁判所を第1審の専属的合意管轄裁判所とするものとします。
第15条(準拠法)
本利用規約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。