一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(ASSC)は、「外国人労働者の責任ある受入れに関する東京宣言2020」(通称「ASSC東京宣言2020」)を本日付で発表いたします。

 

 

「外国人労働者の責任ある受入れに関する東京宣言2020」(日本語版)

 

 

本宣言は、東京2020オリンピック・パラリンピック参画プログラムに認定されている「ASSC外国人労働者ラウンドテーブル」の成果の一部として策定されたものです。

世界規模で人の移動が拡大する中、日本における外国人労働者数は増加の一途をたどっています。この背景には日本国内の労働力人口の減少が挙げられますが、繊維や食品、建設といった、まさに人々の生活を支える産業において、ますます多くの外国人の方々が活躍しています。

他方で、日本における外国人労働者に対する、ハラスメントや差別、賃金未払いなどの職場での不当な扱いや、パスポートの没収といった問題が度々報道されており、こうした劣悪な環境は、海外メディアなどから「現代の奴隷」と批判されてきました。

これらの状況を背景に、ASSCは「外国人労働者ラウンドテーブル」(以下、本協議会という)を2018年10月に創設しました。日本が「世界の働く人々から選ばれる国」になるために必要なアクションについて、さまざまな関係団体と議論することを目的に、計8回にわたって開催されました(本協議会での活動については、活動報告書をご参照ください)。

本宣言は、日本で働く外国人の方々がいきいきと働ける環境を整備するための指針となることを目指しています。このような環境の整備は、日本で外国人労働者の受入れが今後さらに拡大するなかで喫緊の課題であると同時に、国際社会の目指す持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた重要な取り組みです。

本宣言は、あらゆる関係団体が日本における外国人労働者の責任ある受入れを実践するための13の要件を提供しており、日本国内の諸制度を踏まえつつ、「責任ある移民労働者の雇用」に関する国際的な規範とされている「ダッカ原則 」や、 IOMILOといった国際機関の規範や条文に最大限準拠するよう考慮されています。

今後、ASSCは同じ目標を共有する企業や政府機関、NPO/NGOの皆様とともに、本宣言の普及に取り組みながら、具体的なアクションを起こしてまいります。その第一弾として、4月15日(水)14時よりオンラインセミナーを開催し、本宣言の詳細や活用方法などについてご説明させて頂きます(詳細は別途お知らせいたします)。

 

日本が「世界の働く人々から選ばれる国」になるために、是非本宣言へのご賛同と、宣言実現に向けた活動へのご協力をいただければ幸いです。

 

※本件に関する関連情報や本宣言への賛同企業・団体については、当団体ウェブサイトの専用ページで随時更新予定です。

※本宣言に賛同いただける企業・団体様を募集しております。ご関心のある方はinfo@g-assc.orgまでご連絡ください。