一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(ASSC)は、サステナブル・コットンを推進する世界的イニシアティブである「コットン2040」との連携により、この度、「コットン・アップ・ガイド」の日本語版をローンチいたしました。

このコットン・アップ・ガイド(Cotton Up Guide)は、サプライチェーンの最上流の農家を含めた持続可能な形で栽培されたコットンである「サステナブル・コットン」を調達する上での問題、メリット、選択肢について、企業の経営層を始めとするリーダーや調達チームに情報を提供し、ガイドするための実用的な資料・情報になります。 このガイドは、サステナブル・コットンの利用を世界で大幅に増やすためのマルチステークホルダー・イニシアチブであるコットン2040の一環として作成されています。2018年6月に英語版、2019年1月にドイツ語版が公開され、それに続いて2020年3月末に日本語版の公開となりました。

コットン2040(Cotton2040)は、綿花(コットン)のスタンダードやプログラムを持つパートナーや先進的に取り組みを進めてきたブランド・小売業者と協働している世界的なイニシアティブであり、2020年から2022年にかけて、3つのワークストリーム(①気候変動を理解し、適応するためのセクター全体の協働の創出、②ブランドや小売業者からのサステナブル・コットンの取り込み/使用の増加、③持続可能なコットン産業を可能にする持続可能なビジネスモデルの拡大 )を提供し、サステナブル・コットンを世界の主流とするための体系的なシフトを生み出す変革を推進していくことを考えています。このコットン・アップ・ガイドは、その活動を支える基礎的な部分として世界に情報を伝えていっています。

ASSCとしては、このコットン・アップ・ガイドを始めとして、コットン2040との連携により、今後日本において、サステナブル・コットンのイニシアティブを立ち上げることも考えています。

この度、コットン2040の事務局を務めるフォーラム・フォー・ザ・フューチャーのCotton 2040プロジェクトディレクター兼アソシエイトディレクター であるシャーリーン・コリソン氏は、次のようにコメントしています。「サステナブル・コットンを調達するための「コットン・アップ・ガイド(Cotton Up Guide)は、複数の基準にわたってコットンの調達戦略を迅速に進めることができるようにすることを目的として、サステナブル・コットンをより多く調達するため、関連する問題、メリット、選択肢についての情報を企業の経営層や調達チームに提供し、ガイドするための実用的な資料となっています。 ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(ASSC)とともに「コットン・アップ・ガイド」の日本語版を作成することは、ブランド・小売業者によるサステナブル・コットンの普及を促進するための重要な貢献となります。我々は、激動の時代にレジリアンスのあるコットン業界を作り出すためのコットン2040の継続的な取り組みの一環として、今後ASSCが中心となって立ち上げる日本のコットンのイニシアチブを通じて協働することを楽しみにしています。」

このコットン・アップ・ガイドの日本語版は、地球環境基金、ミキハウス、三井物産アイファッション、一般社団法人M.S.I.、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの協力を得て作成されています。

今後、コットン2040との連携によりさまざまな活動をお伝えしていきますので、引き続きご関心をいただければ幸いです。

※世界的サステナブル・コットンを推進する「コットン2040」とASSCは、2019年7月にMOUを締結しており、日本におけるコットン2040の活動は、ASSCによって推進されています。