責任ある大豆の調達の推進

ASSCでは、大豆のサステナビリティの認証規格を持つ団体である責任ある大豆生産のための円卓会議(RTRS:Round Table on Responsible Soy)等とともに大豆生産に関わる原材料調達についての世界的な問題やその取り組みを進めています。

日本では、大豆は食材として豆腐、納豆、食用油など加工食品などに多く使用され、また醤油、味噌などの調味料の原料として使用されている馴染みの深い食材です。また大豆は、動物性食品の配合飼料にも含まれており、間接的にも我々の食に関係する食材となっています。

大豆は、これほど日本人の食と密接に関係があるのですが、農水省の調査によると日本における大豆の自給率は7%(平成28年)となっており、それ以外の93%は輸入に頼っている状況です。しかしこの大豆生産が行われているサプライチェーンの最上流である国や地域では、環境破壊や人権侵害につながることが発生しているのをご存知でしょうか?

過去50年の間に大豆の全世界の生産量は10倍増加し、特に南米ではこの10年弱で生産量が123%の増加となっています。この大豆栽培の急激な拡大は、広大な森林や草原が農地転換されたことを意味し、それにより生物多様性の減少や森林の消失、生態系サービスの劣化などの負の側面を伴っているとされています。

このような状況下において、大豆を使用している企業は、大豆の責任ある原材料調達に取り組を行い、大豆の生産者のコミュニティとサプライチェーンのサステナビリティを推進していく必要があります。